矢田ヒロキのラーメン社長【飲食店開業】チャンネル

はじめての飲食店開業を目指している人向けに、小予算でリスクを低く開業することで、失敗しづらいお店作りができる「コツ」をお伝えしています。

開業したラーメン店4.7坪の店舗

2015-08-11 19.47.18こんにちは! 小予算でラーメン店開業 『新のれん分けプロジェクト』の矢田です。

今週オープンしたラーメン店が、 ”新のれん分けプロジェクト”の記念すべき 30店舗目の開業オープンでした!!

北は、新潟・福島から 鹿児島まで、 約2年間で30店舗のラーメン店開業 は凄いスピードですね。

オープンしたラーメン店のオーナーさん 皆さん頑張っています! そして、今回開業したラーメン店 東京・板橋区の「麺や 蓮沼食堂」さんも、 記念すべき(?)、記録を打ち立てました。

それは、

なんと 店の広さ『4.7坪』! 通常ではありえませんね(汗 当たり前ですが、今までの開業した店舗30店舗中最も狭い店舗です。 なにせ、 びっちびちの8席のカウンターで、 お客さんはすれ違い御法度。ラーメン店の左から入って右から出るしかない。 厨房内もすれ違い御法度。半歩しか動けない。 ラーメンコンロ数も通常設備の半分。 ゆで麺器口数も少ない。 冷蔵・冷凍設備も常に不足状態。 食洗器などはもちろん置けないので、すべて手洗い。 つけめんを温める手鍋も、何かをどけて温める方式。 完全ひとりラーメン店営業。 なので、カウンターはお客さんに拭いて頂く ……。

無いものを挙げるとキリがありません。 ですが、こういう狭いラーメン店店舗は 狭いからこそ、

「店舗の家賃・人件費などの固定費が少ない」 「水道光熱費効率が良い」 「ラーメンの無駄な在庫がない(持てない)」 「店舗が狭い故に、お客さんと仲良くなりやすい」 「ラーメンひとり営業なのでお客さんが協力してくれる」 などの利点も多いのです。 そして、 ラーメン店の開業の日は、店舗前が行列!! 夕方17時ラーメン店開業で100杯限定3時間半でラーメン完売。 開業から、ずっーと並びっぱなしでした。 (その分、店を閉店した時は店長さんもヘロヘロ状態でしたが…) 今回のラーメン店開業は ラーメン店のオープンチラシは一切撒いてません。 店舗の看板のみの効果です。

ラーメン店の開業の日のかなり前から、 ラーメン店の店頭に大きくラーメンの看板を設置したことで、 口コミがおこり、 行列ができて、 お客さんがお客さんを呼んでくれる状態が作れました。

でも 今回のこの「チラシも撒かずにラーメン店で行列を作る」には 特殊な状況もありました。 それは、

1.地下鉄出口からスグの立地 2.ラーメン店の店舗前の人の行き来が多い 3.近くに大きな会社や事業所・店舗が多い など。

今回はこれら特殊な状況が重なってのラーメン屋開業の成功パターンです。 ですが、 今までのラーメン店開業30店舗で成功しているお店は、 こんな特殊な立地での成功ではありません。

逆に ”特殊”などではなく、以下の 『失敗しない”小予算ラーメン店”6つの条件』 があればよいのです。 ●ラーメン店舗の前に一定以上の人通り・車通りがある ●ロードサイドで駐車場があり、かつ、ラーメン店舗に入りやすい ●大きな国道(2車線以上)ではなく、地域の”生活道路”沿い ●ラーメン屋として、昔から商売が成り立っている居抜き店舗 ●遠くからもラーメン店・ラーメンの看板が見える”視認性”がある ●下水・ダクト等の最低限のラーメン店としてのインフラが整っている 以上の6つです。 この条件が揃っていれば、 「小予算」で「失敗しない」「成功する」ラーメン店は開業できます。

これは過去に 30店舗のラーメン店の開業に携わり、 数百のラーメン店の物件を見てきた経験から成り立つ 「間違いないラーメン店で成功する法則」です!

将来のラーメン店開業のために、これからラーメン屋の物件探しを 考えている方は、 是非ともこの『失敗しない”小予算ラーメン店”6つの条件』を頭に入れて、 ラーメン店舗を探してみてくださいね。

オープン店情報!! ↓ ↓ ↓ 8/11ラーメン店開業 「麺や 蓮沼食堂」 東京都板橋区蓮沼町45-8