矢田ヒロキのラーメン社長【飲食店開業】チャンネル

はじめての飲食店開業を目指している人向けに、小予算でリスクを低く開業することで、失敗しづらいお店作りができる「コツ」をお伝えしています。

ラーメン店開業で融資を取付ける!

【麺屋小木曽】小木曽オーナーさん

弊社の”新のれん分けプロジェクト”に加盟契約を頂くと

まず進めることは、

●物件を探す ●融資を取付けるための方策をはじめる(融資希望者)

この2つを優先的にはじめます。

そんなお話をしました。 そして、 「物件を探す」について、

 

 

下記の「6つの方法」で幅広く物件情報を収集して行くべき、 というお話をしました。 (参考までにまた同じものを書いておきます↓)

1.ラーメン店のエリアを決定(オーナーさんの自宅から移動手段40分程度の半径) 2.オーナーさんが自宅周辺の不動産屋を回る 3.該当エリア内にあるすべての不動産屋にFAX-DMを流し情報を得る 4.新のれん分けの物件担当者が独自のルートを使って該当エリアの不動産屋から情報を収集 5.新のれん分けの提携不動産会社から該当エリアの物件情報を収集 6.未公開居抜店舗・飲食閉店情報会社から該当エリアの物件情報を収集

我々ラーメン店開業のプロも 上記「6つの方法」を駆使して探しているのです。

ですから、 「ラーメン店の物件を探してから新のれん分けに加盟させてください…」 という方は上記の「2.」しかやらないから

”ラーメン店の物件が出てこなくて当たり前” なので、

物件探しは、新のれん分けのプロと一緒にスタートすることが 一番の近道なんです!

そんなお話しもさせてもらいました。

 

そして前回は、 もう一つ重要なテーマ、

『ラーメン店開業の融資を取付けるには具体的にどうすればよいのか?』

の1.『自己資金』についてお話しました。

おさらいをしますと、 『自己資金』は、 融資希望金額の1/3以上は集めてください、と書きました。

600万円の融資を希望するなら200万円以上。 1000万円希望なら3~400万円の自己資金が今でも必要なんです。 (これにはちょっとした裏技もあるので、この限りではありませんが(^^ )

そして、 『自己資金』とは、

「自分のお金+今回のラーメン店事業を始めるにあたって既に使ったお金」

のことを言います。 具体的には、

・自分名義の通帳にある残高 ・配偶者の通帳にある残高 ・親からの援助金 ・定期預金 ・株式などの有価証券 ・金などの現物 ・投資信託残高 ・社内積立金 ・生命保険の解約返戻金 ・退職金

そして、既に使った資金として、 ・物件取得費 ・フランチャイズ(のれん分け)加盟金等 ・店舗厨房設備費 ・店舗什器備品費

などを『自己資金』としてみなされます。 そんなお話を書きました。 ※今までの我々の実績でも 『最低でも180万円』の自己資金を用意できれば、 融資を受け、お店を開くことはできます。 自己資金に不安があるな、 という方も一度相談に来てみてください(電話でもOKです)。

 

そして今回は、 ●融資を取付けるための方策

の2つめ

『経験』についてです。

繰り返しますが、金融機関は、

「この人は融資をしてもしっかり返済を出来る人なのか?」

を一番重視します。 ですので、この ラーメン『経験』は非常に重要視します。 では、ここでいうラーメン経験とはどういうことなのか?

一番強いのは、 「あの有名繁盛店で10年間、ラーメン店開店からずっと店長として店を守って来ました。その経験を踏まえ、今回起業独立を決意いたしました。ラーメン店舗運営・マネジメント・アルバイト人材教育…、全てに経験と自信があります。任せてください!」

です。 …でも、なかなかそんな方はいらっしゃらないですよね(^^; そして、新のれん分けプロジェクトに加盟される方の8割は脱サラの方々、6割は飲食未経験の方々です。上に書いたような方は今まで一人もいません。

それでも、サポートした方々に100%満額融資が出ているのには理由があります。

その理由を簡単にいうと、 『ラーメン開業経験とノウハウが豊富な本部がサポートするから』です。

その方の経験で”足りない部分”を新のれん分けが補填・サポートすることで、 金融機関が求める「経験部分」の点数をカバーします。

金融機関としては、 申込人本人にその経験が足りなくても、 それをカバーする本部が付いていれば、失敗の可能性は低い と判断するんです。

なので、 ラーメン・飲食経験が足りなくても”経験”の部分はカバーが可能なのです。

 

最後にまとめます。

金融機関は、ラーメン店を開業希望の融資申込者を以下の3つのカテゴリーで見ます。

1.『自己資金』 2.『経験』 3.『事業計画』

「”3科目で80点”とればいいんですよ(^^」

と私はお話をしています。

この3つのカテゴリーで80点以上をとれば融資がおりる、 そんな感覚です。

 

私どもの所には、毎月10名程度の方が、 『無料個別相談』に来られます。 そして、 そのうちの約7割の方が融資を希望しています。 そう言う方は、 「私はどうすれば融資を受けることができるのでしょうか?」 「自己資金が少ないんですが…」 「家のローンもあるのですが…」 「融資というものを受けたことがないのですが」 「ラーメン店の未経験でも融資は可能なんですか?」 「事業計画書ってどうやって作成するのですか?」

などの心配をされています。

ちなみに、 今まで弊社でサポートした方々は100%満額融資を受けています! 100%の方々です。受けられなかった人は一人もいないんです。

しかも、無担保・無保証人です。

これはスゴイですよね。 それでは、 次回は『ラーメン店開業の融資を取付けるための3つの方策』の最後、 『事業計画』 のお話を致しますのでお楽しみに!